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​帯状疱疹予防接種について

東村山市の帯状疱疹予防接種の助成制度が始まりました。
接種ご希望の方は下記お読みいただき、ご参照ください。
ワクチンの種類が決まりましたら、ワクチンを取り寄せますので受付に申し出てください。

( 助成期間:令和6年4/1日~期間未定 )

 

1.帯状疱疹とは

 

帯状疱疹は、水ぶくれを伴う発疹(水疱)が、皮膚に分布している神経に沿って帯状に出現する疾患です。水疱が見られる2~3日前から痒みや痛みを感じるようになり、1週間程度たつと水疱の多発や発熱、頭痛といった症状がみられることもあります。通常は2~4週間で皮膚症状がおさまります。
子どもの頃に水痘(みずぼうそう)にかかると、水痘・帯状疱疹ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、

加齢や疲労によって免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。また、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスに対しては、成人の9割以上が抗体を持っていることから、既にほとんどの人が感染していると考えられ、誰もが帯状疱疹を発症するリスクがあります。

 

2.帯状疱疹の予防と治療

 

予防としては、できるだけ健康的な生活習慣を保つことが大切です。食事のバランスに気 をつけ、適度な運動と十分な睡眠に心がけましょう。また、心身ともに落ち着いた時間をつ くるようにするなど、ストレスが蓄積されないようにすることも大切です。 さらに、50歳以上の方については、ワクチンを接種することで、発症予防、重症化予防が 期待できるとされています。 治療としては、抗ウイルス薬を投与することにより、痛みの期間を短縮、発疹の発生を抑 え皮膚の症状の治癒を促す効果が得られます。十分な治癒効果を得るためには、発症後速や か(発疹が見られてから3日以内)に投与することが望ましいとされていますので、症状があ る場合は早めに医療機関を受診しましょう。

 

3.帯状疱疹ワクチン予防接種の種類と助成額・効果

☆ワクチンは現在2種類あり、値段や特性が違うためどちらを打つべきかで悩まれる方も

 おられます。以下に違いをまとめましたので、ご参照ください。

種類 :水痘生ワクチン(ビケン)/ 不活化ワクチン(シングリックス)

接種回数 :1回 /2回 (2ヶ月間隔で)

接種方法: 皮下注射 / 筋肉注射

価格:4,000円(助成金:4,000円)/ 11,000円(助成金:1,0000円)

副反応:注射部分の痛み、腫れ、倦怠感など / 注射部分の痛み、腫れ、倦怠感、頭痛など

症状持続期間:どちらも3日から1週間以内(シングリックスの方がやや副反応強い)

発症予防効果:69.8%(帯状疱疹後神経痛30%軽減)/ 96.6%(帯状疱疹後神経痛88%軽減)

持続性: 5 年程度 / 9 年以上                                                                                                          

利点:◎水痘生ワクチン⇒価格が安い、接種回数が一回、副反応が少ない 、血小板減少症や凝固障害、   

                        抗凝固療法を施行している方も医師の判断で可能

   ◎シングリックス不活化ワクチン⇒高い予防効果、妊娠中や免疫を抑える薬など治療中の方も

                                      医師の判断で可能 

  

欠点:予防効果はシングリックスに比べると劣る / 2回接種する必要がある、副反応が水痘に比べる と強い   

                                 

4.接種の対象となる方

接種日時点で、東村山市に住民登録がある満50歳以上のかた。

※接種日時点で東村山市に住民登録がなければ、費用助成の対象にはなりません。

費用補助は生涯に1度限りです。過去に費用助成(生ワクチン1回または不活化ワクチン 2回)を受けた

ことがあるかたは対象外です。

助成は、生ワクチン1回、不活化ワクチン2回まで。

 

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